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2025.02.10
機械式駐車場の重量制限とは?安全に利用するためのポイント
収容車制限についてお問い合わせのトップは高さに関する内容です。
しかし、重量制限もまた重要な注意事項となります。
都市部を中心に広く普及している機械式駐車場。限られたスペースを有効活用できる一方で、利用にはいくつかの注意点があります。重量制限も必ず守っていただきたい項目です。
重量制限を超えた車輌を駐車すると、設備の故障や事故の原因になりかねません。機械式駐車場の重量制限について詳しく解説し、安全に利用するためのポイントをご紹介します。
◎機械式駐車場の重量制限とは?◎
機械式駐車場には、それぞれ最大重量が設定されています。これは、駐車設備の耐荷重や昇降機の性能に基づいて決められたもので、一般的には1,600kg~2,300kg程度の制限が設けられています。
重量制限を超えた車輌を駐車すると、以下のようなリスクが発生します。
設備の損傷: 過重による機械の故障や破損
安全性の低下: 機器の動作不良や異常停止
車輌の損傷: 駐車中の振動や衝撃でのダメージ
≪重量制限を超えやすい車輌の特徴≫
以下のような車輌は、重量制限を超える可能性が高いため注意が必要です。
1. SUV・大型車輌
近年人気のSUVやミニバンは、車体が大きくなる分、重量も増加しやすいです。特に、ハイブリッド車や電気自動車はバッテリーを搭載しているため、通常のガソリン車よりも重くなる傾向があります。
2. 高級車・輸入車
高級車や輸入車の中には、頑丈なボディや大型エンジンを搭載しているものがあり、意外と重量がかさむことがあります。
3. 特別仕様車
オプションで装備が増えたり、改造された車輌(エアロパーツや補強材を追加したもの)は、メーカー公表の重量よりも重くなることがあります。
≪重量制限を守るためのチェックポイント≫
1. 車両の重量を確認する
車の重量は、車検証(車両重量・車両総重量)に記載されています。駐車場の重量制限と照らし合わせて、自分の車が制限内か確認しましょう。
2. 駐車場の制限を事前にチェック
駐車場には、必ず制限重量・全長・全幅・全高が設定されています。事前に管理会社や駐車場の案内を確認し、適合しているかチェックしましょう。
3. 荷物の積みすぎに注意
車輌総重量には、乗車人数や積載物も影響します。長距離旅行や買い物の際に荷物を多く積む場合、制限を超えてしまうことがあるので注意しましょう。
4.方向転換等の際にも要注意
駐車目的ではなく、方向転換等をするために地下ピット式などの機械式駐車場の地上部分に乗り上げても同様にダメージが加わります。「ちょっと乗り上げて向きを変えたかった」が思わぬ破損に繋がることもあります。
◎まとめ◎
機械式駐車場を安全に利用するためには、重量制限をしっかり守ることが大切です。重量オーバーによるトラブルを防ぐためにも、
・車検証で重量を確認する
・駐車場の制限を事前にチェックする
・荷物の積みすぎに気をつける
・駐車目的以外の乗り上げ、使用をしない
といったポイントを意識してください。
大事なお車を守るため、また駐車場の安全と快適な利用のために、収容車制限内での駐車をお願いします。
機械式駐車場・立体駐車場のフォレストインフィニティ
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